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未来派2009はどうしたの?坂本龍一『Out Of Noise』

2009年04月09日 コメントはありません

坂本龍一の新アルバム『out of noise』を聴いた。

うーん、『COMICA』と『CHASM』を足して、肉体性や男性性やフィジカルな制約から解放され、かつ大陸的というかちょっと有機的になった感じ? こういう路線だろうとは思っていたけど、正直ピアノメインになってからの最近の作品はあまり好きなのがない。

そして昔からのファンならこう思う人もいるのではないか? 「今年は2009年、未来派2009だろ」と。


未来派2009

出版社:本本堂( 1986-04 )

単行本 ( 149 ページ )


アルバム『未来派野郎』は坂本龍一のアルバムの中でもかなり好きな部類だ。あの80年代がイメージしていた未来感と頽廃、そこはかとなく浮遊する中世的ロマンチシズム。サイバーパンクとスチームパンクがないまぜになった世界。中上健次がいってたように、まさに金属神に仕える現代のシャーマンとしての坂本龍一だからこそなせる作品だった。

そして2009年。
いまこそあの感動を現代の技術と状況でもう一度! と個人的には願わずにいられない。いまの坂本龍一が『未来派野郎』をつくったら、でなく、当時の坂本龍一が現在に『未来派野郎』をつくったらどうなるのか、が聴いてみたい。なんかよくわかんないけど、クラウド・コンピューティング的な曲になるとおもう。

とかいいつつ、『ブレードランナー』をサンプリングしたり、first byteのsmooth talker(槇原敬之が『星の光』でsmooth talkerらしきものを使ってるんだけど、あれは本物を使ってるんだろうか)をどうやって再現しようかとか悩んでいる俺ガイル。

アルバム『Out Of Noise』はさまざまなバージョンでリリースされている。CDは簡易包装の通常版数量限定生産の豪華版。あとアナログiTunes Storeでの配信だ。

僕は通常版のCDを買ったんだけど、これ、普通のCDプラケースに入れ替え可能です、とかいっておきながらマキシシングル用のケースに入れようとすると入らなくて、ジャケットを少し切らなければならない。切り取り線があるのでソコで切ると表ジャケだけ普通のCDプラケースに入れられるけど、なんか貧乏くさくなる。対して、限定生産版はDVDトールケースサイズで、収納するのにかさばる。どっちでもいいから普通のCDケースサイズのバージョンも出して欲しかった。っつーかcommmonsのCDは紙ジャケだったりと収納しづらい。『EUYMO』もパッケージがTシャツ入れてある状態が前提なので、せっかくのTシャツが着れない。
DVDは音と画像がズレてるのがあったり、どうもユーザに対して真摯じゃない印象を受ける。アルファのころから変わってないってことか。


out of noise / 坂本龍一

commmons( 2009-03-04 )


音楽は自由にする

著者/訳者:坂本龍一

出版社:新潮社( 2009-02-26 )

単行本 ( 252 ページ )


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