エスカレーターは歩くようにはできていない
東京では右側、大阪では左側を空けておくのがエスカレーターに乗るときのルール、みたいにいわれて久しいが、実はエスカレーターはその構造自体、歩くようには設計されていない。だから追い越ししようとするとせまいので荷物や肩などにちょくちょくぶつかる。
画像は神戸三宮駅の様子。ご覧のように、上り下り、各ひとつのエスカレーターが両脇に設置されていて、そのあいだにはだだっ広い階段がある。しかし、この階段を利用する人は少ない。通勤時など、エスカレーターを歩いて上り下りする人は非常に多いが、階段はほとんどガラガラだ。こんなに広いのに。
歩かずにエスカレーターに乗っている人も、後ろから追い越してくる人がいるかどうかもわからないのに片側を空けておかなくてはいけないので、混雑時など本来ふたり同時に並んで乗れるはずが、ひとりひとり列をなして乗らなければならないので輸送能力が半分くらいになっている。MOTTAINAI! つか意味わからん。
最近は携帯で話しながらエスカレーターを歩いたり、キャスターつきのキャリーバッグを利用する人が増えているせいで、ますますエスカレーターの快適性は損なわれている。しかもトバッチリをくうのは、その「ルール(マナー)」を守っている人たちであり、身勝手な行動をとる人たちではない。
そのうち携帯やキャリーバッグが原因でエスカレーター事故がおきることを予言しよう。そしたらマルチ野田がエスカレーターでは歩くの、携帯使うの、キャリーバッグ持つのを規制してくれるだろう。つかしてくれ。
しかしこのエスカレーター歩きや携帯使いながら移動したり、(大した荷物でもないのに)キャリーバッグを使うのって、根の問題は同じところにあるんじゃないかと思う。自分さえよければいい、ゴネ得、そんな風潮が強まっているのを僕は街に出るたびにヒシヒシと感じるのだった。





